2010 おせち
2010年 01月 02日
30日の午後と、、31日の夕方から作った御節です。
かまぼこ以外は、すべて作りました。
お正月に、御節料理を食べるのは、
新年には神様をお迎えした際に、家の台所を騒がせてはいけないということで、作り置きの正月の料理をあらかじめ用意したことにはじまるようです。
「台所を騒がせない」とは、お煮しめのような保存食を用意して、いつも食事つくりで多忙な女性を正月三が日には休めるように、という配慮からはじまったとも言われてます。
食事つくりは休めても、仕事は休めない私ですが・・・。(爆)
一の重。
黒豆。
黒い色は、健康に日焼けした肌。
そんな意味合いから、まめに働けるようにという願いが込められています。
たたきごぼう。
ごぼうは、地に根を生やすようにという願いと、昔から薬効があるといわれていることから、無病息災を願っています。
紅白かまぼこ。
紅白なます。
大根と人参で紅白のおめでたい色を。
ゆず釜に入れました。
田作りの代わりに、わかさぎの甘露煮。
田作りに使うごまめが、昔は、畑の肥料にして作物を肥やしていたことから、豊年を願って。
数の子。
ニシンの卵は、ひと腹に、たくさんの卵があることから、子孫繁栄や、子宝に恵まれるようにと願って。
二の重。
栗きんとん。
金とんという語呂と、黄金色から、財を成す縁起ものとして。
有頭海老の焼き物。
腰が曲がるほどに長生きするよう、長寿を願って。
旨煮のほうが定番かとも思ったけど、洋風に。
松風焼き。
表面にけしの実を散らして焼いた料理や和菓子を松風(まつかぜ)または松風焼きといいます。
和歌で、「待つ」の掛詞が「さびしい」なので、表面は、けしの実でにぎやかなのに対して、浦がなにもなく寂しいという語呂合わせ的なものみたいです。
鶏肉の松風焼きは、別名のしどりともいいます。
のしどりは漢字では「熨斗鳥」と書き、熨斗鮑(のしあわび)と同様、ことば自体が祝う意味を表し、扇や羽子板などのおめでたい形に切り分ける習わしがあるみたいですよ。
伊達巻き。
巻き物(書物)に似た形から、知識が増える事を願う縁起物。
関西方面では、だし巻きたまごが入ることが多いみたいですね。
そういえば、おせち料理を売ってるとこに、何でだし巻きたまごがおいてあるんだろうって思ってました。
納得。
三の重。
お煮しめ。
大切りにした野菜などを鍋に入れていっしょに煮しめていく「お煮しめ」は、家族が仲良くいっしょに結ばれるという意味があります。
ごぼう…(根野菜なので)一家の土台がしっかりするように。
れんこん…穴があるので、見通しがよいという意味。
さといも…親いもになると根元に小いもがたくさんできることから、子だくさんを願う。
関東のお煮しめは、つやつやとした照りが出るまですっきり煮きり、濃い目の味付けをするのが特徴で、関西は上品な味わいの含め煮が主となるみたい。
なので、両方をとって、ごぼう、こんにゃく、しいたけは関東風に。
人参、レンコン、竹の子、さといもは含め煮にして。
ワンプレートに。
二日間にわたって作ったけど、半日集中して作ったらできるものなので、来年もまたがんばろう。
新年早々、来年の話をしたら鬼が笑うけど。^^
私が作るのは、本当に簡単なんで、いくつかレシピ紹介しますね。
そう思って、今回、分量を量りながら作ってみました。(私にしたら画期的)
ここ数日、仕事が多忙なので、気長にお待ち下さいね。
って、年末まで待たせたりして。^^
ブログ村 手作りお菓子(個人)
by chinacafe-0219
| 2010-01-02 03:37
| 料理